水のやり方って意外と難しかったりしますよね。やりすぎてもダメになってしまうこともありますし、やらなさ過ぎても枯れてしまったりと、意外とどのタイミングで水をやればいいのかわからないこともありますよね。
花もそうですが、野菜などを育てている方や、これからチャレンジしようと考えている方も、わからないことがたくさんあると思います。
そこで、これから、にんにくの水のやり方について、少しご紹介させて頂きます。
また、1年を通したにんにくの育て方については、下記のページをご参考にしてください。

種植え後すぐの時期の水やり

食物を栽培するにあたって、なんといっても決め手となるのが土の状態です。種類によっては、特徴が違うため、育てたい植物に最適な土を選ばなければなりません。
そして、水やりです。にんにくは、水はけのよい土壌で育てるのがいいと言われています。
少し乾燥していても元気に育ってくれるので、水のやりすぎなどで、根腐れさせないように注意しなければいけません。にんにくを食べると元気になるといいますが、にんにく自体も、過酷な状態でも元気に育つので、元気が出るという意味も分かります。
種植え直後の水やりは、土が乾いた状態だと、発芽が遅れてしまいますので、乾燥が続くようでしたら、たっぷり水をあげてください。1週間から2週間ほどで芽が出てくると思います。
芽が出てきたら、同様に、乾燥が続くようであれば、たっぷりお水をあげましょう。あまり乾燥していなければ、特にあげる必要はありませんので、ご注意ください。
暖かい時期の水やり
にんにくは、地植えと鉢植えといった2種類の方法で栽培することができます。
地植えの場合、にんにくを植えるのに適している9月半ばに植え付けをした場合は、残暑の時期で、土は乾きやすくなっていますが、にんにく自体に水分を吸い上げる力が十分ありますので、基本的には降雨に任せるだけで、水やりをしなくてもことたります。
ですが、雨が少なくて、土が乾いている様子が見受けられたら、水をあげてください。
鉢植えの場合、地植えと比べると、土が少ないので、より、乾燥しやすいと言われています。特に、雨が当たらない場所で育てていると、自然的に受ける水分補給がないので、環境や、土の状態をよく見て、水やりの頻度を変えていくのが最適です。基本的には、土の表面が乾燥してしまっていたら、水をあげるようにしましょう。その時は、水をたっぷりあげてください。
どちらの場合であっても、自然の恵みの雨が定期的に降っているのであれば、特に水をあげる必要はないということですね。
寒い時期の水やり
にんにくを育てていると、だんだん寒い時期に入ってきます。この時期に入ってくると、にんにくの成長が遅くなってしまいます。更に、乾燥で、土が乾いてしまう期間が長くなってしまいます。
地植えの場合、ほぼ水をあげる必要はありませんが、鉢植えの場合は、雨が当たる場所で育てていれば、同様に水を上げなくても大丈夫ですが、そういったところで育てていない場合は、乾燥して、数日がたったころに水をあげてください。
冬の時期はこのように対応していきます。少し暖かくなって来たら、水やりのタイミングなども変わってきますので、そのときに応じて変えていってください。
おわりに
にんにくは、実は1年に1回しか収穫できず、しかも、収穫までに8か月もかかるとても手のかかる野菜です。
そんなイメージはあまりなく、ほっといても簡単にできてしまいそうな気がしますよね。なんでもチャレンジしてみないとわからないものです。皆さんも色々なことにチャレンジしてみてくださいね。
にんにくは基本的にはあまり水をあげる必要のない野菜ですが、それに油断して水をやらなさすぎてだめにしてしまわないよう、注意してくださいね。土の様子をよく観察することが大切です。頑張ってくださいね。