臭い消し

にんにくの臭い消しには豆乳が効く?臭いの原因や飲むときのポイントなど

にんにくの臭い消しには豆乳が効く?臭いの原因や飲むときのポイントなど

和食、中華、イタリアン、フレンチなど、国を問わず様々な料理で使われるにんにく。その香りと味が欠かせない料理も多く、好きな方も多いですよね。昔から体にも良いとされ、にんにくを使ったサプリメントなども販売されているほどです。

ただ、気になるのが食べた後の臭い。自分だけでなく、周りに方にも遠慮してしまいますよね。食べた後にお茶やコーヒーを飲んだり、歯磨きやマウスウォッシュを使って口臭対策をしてみたり、臭いを消す飲むタイプのカプセル状の商品など、いろいろ試している方も多いのではないでしょうか。

今回はにんにくの臭い対策としての「豆乳」についてご紹介します。

にんにくの臭いの原因

にんにくの臭いの原因

にんにくを食べた後の強烈な臭い。食べた直後だけでなく、翌日も臭いが気になること、ありますよね。

にんにくに含まれる成分のひとつに「アリイン」という硫黄を含んだ無臭のアミノ酸があります。アリインは、にんにくを切る、潰す、すりおろすなどの調理の過程で「アリイナーゼ」という酵素と結びつき、硫黄性化合物の「アリシン」に変化します。

このアリシンには殺菌作用と強い臭いがあり、にんにくの臭いの原因となる成分です。みじん切りなど、たくさん傷つけるほどアリシンが生成され、臭いは強くなります。

体内では、アリシンはアリルメチルスルフィド、アリルメルカプタンなどに分解され、血液とともに全身を巡ります。その後、皮膚の汗腺からは汗、肺からは呼吸によって排出され、この時ににんにく臭といわれる臭いを発してしまうのです。

口の中に残った臭いの成分は、丁寧な歯磨きやマウスウォッシュなどのケアで、数時間たてば消えます。

しかし、呼吸によって排出されるにんにくの臭いは、口の中の臭いではなく肺からの臭いですので、歯磨きやうがいではあまり効果がありません。毛穴から汗とともに排出される臭いも同様で、臭いが消えるまでかなりの時間がかかります。

豆乳が効くのはなぜ?

にんにくの臭い対策として豆乳も効果があると言われますが、その理由はご存知でしょうか。

豆乳の主な成分はたんぱく質です。にんにくの臭いの原因であるアリシンは、たんぱく質と結合しやすい性質があります。豆乳のたんぱく質がアリシンを包み込むことで分解されるのを防ぎ、臭いの発生を抑えると言われています。

分解して血液とともに全身を巡ることで、汗や呼吸で体から発する臭いが長時間続くわけですから、分解を抑制できる豆乳は臭い対策として効果的ですね。

豆乳はどのように飲めばいい?

豆乳はどのように飲めばいい?

では、豆乳はいつどのようにして飲むのが効果的なのでしょう。

にんにくを食べた後や、翌日になっても臭いがとれないのが気になった時の対策に注目しがちですが、実は食前、食中の対策が効果的と言われています。にんにくが小腸で消化・吸収される前に、アリシンが豆乳のたんぱく質と結びつく必要があるからです。にんにくが含まれる料理を食べる前に、豆乳を飲むことをおすすめします。

また、にんにくを含む食事をとる食事中に一緒に飲んだり、豆乳を使った料理をとるのもいいですね。例えば、豆乳を使ったポタージュなどのスープ類、豆乳のホワイトソースでグラタンなど、豆乳を使ったメニューはたくさんありますから、一品加えてみてはいかがでしょう。

食後に豆乳を飲む場合には、食事から時間をなるべくあけずに飲んだほうがいいでしょう。翌日にんにくの臭いが気になって豆乳を飲んでも、ほとんど効果はありません。

おわりに

滋養強壮や疲労回復に良いと言われるにんにく。食べた後の臭いが気になって避けることもありますよね。

でも、イソフラボンやビタミンB類、ビタミンEなどを含み、ホルモンの分泌や血行促進、美容に効果的と言われる豆乳で臭いを抑えることができるなら、肩こりで悩む方や疲れが残りがちな方はにんにくを積極的に摂りたいですよね。

健康効果が期待できる豆乳を摂りながら臭い対策、試してみてはいかがでしょう。